この記事ではこんな疑問にお答えします。
Amazonで販売するメリットはいくつもあります。
○集客が強い
○カタログに相乗りできる
○固定費が安い
など、色々ありますが、私が最大のメリットと思っている点は
FBA(フルフィルメント by Amazon)が利用できる
という点です。
ですが、ネットやTwitterなどの情報を見ていくと、
「FBAは使いたくない」
という意見も多数あります。
なぜ便利なサービスのはずなのに否定的な意見があるのか!?今回はFBAサービスについて解説したいと思います。
FBAの概要
上でも書きましたがFBAとは
「フルフィルメント by Amazon」
の略です。
フルフィルメントって普段の生活では聞きなれないと思いますが、
業界用語で
「受注、梱包、発送、受け渡し、代金回収、顧客のアフターサポート(CSセンター)までのバックヤードの一連の業務」
という意味になっています。
by Amazonなので「フルフィルメント業務をAmazonがやります」というのが「FBA」の意味になります。
言葉の意味を理解すればどんなサービスか、なんとなくわかりますね。
FBAのメリット・デメリット
FBAの概要は理解できたと思いますが、どんなサービスでもメリット・デメリットがあるものです。
きちんとサービス内容を理解して、こんなはずじゃなかった、とならないように解説します。
FBAのメリット①
ECサイトの一般的な運営業務の流れは、
・仕入れ
↓
・商品登録
↓
・受注
↓
・商品梱包
↓
・商品発送
↓
・お客様のアフターフォロー(商品の受け取り確認、不良品対応など)
になります。
意外とやることが多いですよね。
ではFBAを利用するとどうなるかというと、
・仕入れ
↓
・商品登録
↓
・FBA倉庫へ商品を発送
以上で終わりになります。
発送業務は単純労働ですし、お客様対応は発送に対する問い合わせやクレーム対応になるので、時間だけ取られて1円にもなりません。
フルフィルメント業務をAmazonが引き受けてくれるおかげで、仕入れに専念できる、これがFBAを利用する最大のメリットになります。
FBAのメリット②
FBAを利用すれば自分でやる作業が減るのは理解できたと思いますが、気になることがありますよね。
何かというと、それは「費用」です。
どんなに素晴らしいサービスでも費用が高ければ意味がありません。
まずはFBA発送代用費用です。
※2021年6月16日現在
全国一律、梱包作業込みでこの価格で発送するのは個人では到底無理です。
はっきりいって激安です。
あとは倉庫に預けている間の保管費用がかかります。
これだと実際にどのくらい保管料がかかるかわかりにくいので、switch本体を例に計算してみました。
1ヵ月あたり、通常時で35円、繁忙期で63円の保管料がかかる計算になります。
ちなみに私は常に1000個~1500個ほどAmazon倉庫に預けていますが、通常時で25,000円、繁忙期で40,000円くらい毎月かかっています。
たまに高いという方もいますが、毎日相当な在庫を持っていて、日に何百個と発送しないとFBAより安い価格で特約を組むことはできませんので、気にしなくて大丈夫です。
FBAのデメリット
ネットで調べてもらえばすぐにわかる事ですが、FBAの最大のデメリットは
「なんでもかんでも簡単に返品を受け付けて返金してしまう」
これが唯一にして最大のデメリットです。
不良品ならしょうがないですが、
・イメージと違った
・商品説明と違った
・性能が悪かった
などの理由でも100%返金してしまいます。
当然開封されているので再販も難しいです。
これだけならまだ良いですが、最悪なのが
「商品のすり替え、抜き取り」です。
完全に犯罪なのですが、Amazonはお客様が「違う商品だった」、「中身が入っていなかった」と訴えると全額返金してしまいます。
これが嫌でFBAを使わないセラーもいるくらいです。
まとめ
どんなサービスでもメリット・デメリットがあるものです。
私はFBAはメリットが大きいので使っていますが、人によっては自己発送の方がメリットがある、という人もいます。
自分の環境を考えて判断していきましょう。
サービスを使う・使わないは自己判断です
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