この記事ではこんな疑問にお答えします。
せどりをしていると仕入れた商品が値崩れしたり、思ったほど売れなかったりする、いわゆる「仕入れに失敗」する商品が必ず出てきます。
仕入れるときはもちろん利益が出ることを確認しているはずなのに、結果として赤字になってしまう、特にせどりを始めたばかりの初心者に多くみられる失敗です。
本記事では、利益がでるはずなのになぜ赤字になってしまうのか、対処法はどうすれば良いかについて、特に初心者に知ってほしいことをお伝えしていきます。
仕入れを失敗する原因
仕入れるときは利益が出ることを確認して仕入れをしていると思いますが、どうしても赤字になってしまう商品も出てきます。
その主な原因の5つをお伝えします。
現行品か廃盤かを確認していない
せどりの基本は需要と供給のバランスが崩れた状況で稼ぎます。
廃盤であれば供給が無いので価格が崩れることはあまりありませんが、現行品であればライバルが増える可能性が非常に高くなります。
現行品を仕入れる場合は特に注意が必要です。
ライバルの動向を把握していない
仕入れをした段階では出品者がほとんどいなかったのに、出品した途端、ライバル激増で価格崩壊することがあります。
ライバルの動向を把握するのは難しいですが、例えば出品者がじわじわ増えだしている、ちょっと前まで店舗で見なかった商品をよく見かけるようになった、など、ライバルが増えそうな状況を見つけることができます。
また、SNSなどで商品情報が流れてしまうと一気に群がりますね。
取り寄せ品を仕入れている
初心者が一番やらかす失敗が「取り寄せ品」の仕入れです。
取り寄せということは、注文時はメーカー在庫が無い状況なのがほとんどで、メーカー在庫がないため価格が高騰している場合がほとんどです。
ところがメーカー在庫が復活するとどうなるか?というと、直接取引のある大手小売店や問屋に一斉に供給されます。
つまり注文時は利益が出そうでも、いざ商品が手元に届いた時にはライバル激増で価格崩壊、最悪Amazon本体復活なんてこともあります。
トレンドの流れをつかんでいない
せどりで利益が取れる商材のひとつが「トレンド」です。
プレ値なのに高回転で売れるので、爆発的な利益を取ることができます。
ただし、トレンドは一過性のものなので、ブームが去ったり、メーカー供給が増えたりすると一気に落ち着いていきます。
そんなトレンド商品の失敗で特に多いのが、トレンド終了間際や在庫復活時の仕入れです。
トレンドはスピードが大事ですので、初心者には意外と難しい手法になります。
仕入れ数が多すぎる
せどりはライバルの動向を意外とチェックしています。
例えば月に50個売れる商品を自分が100個出品すると、必ずと言っていいほど、先に売り抜けようと値下げを仕掛けてくるセラーが出てきます。
商品の売れ行きによって適量の仕入れが必要で、納品ペースも考えないと値崩れの原因になりかねません。
7つの対処方法
せどりで100%利益を出すのはベテランでも難しいですが、赤字になる商品を避けるコツはあります。
ここでは私の経験から掴んだ7つのコツを紹介します。
ライバルの動向を細かくチェックする
例えば楽天ランキングに乗っているような商品は、ライバルが激増する可能性があります。
また、keepaでは過去の出品者数をチェックすることができます。群がりやすい商品は似ていますので、過去に出品者数が増えている商品は特に注意が必要です。
ネット情報を把握する
オープンチャットやTwitterなどのSNSサイトでは、無料で利益商品の情報を流している人が大勢います。
一度情報が流れると確実に出品者が増えるので、多くの人が参加しているオープンチャットやフォロワーの多いTwitterをチェックして、ライバルが増えそうな商品の仕入れを避けたり、すでに仕入れをしていれば値崩れ前に売ってしまったりすることが重要です。
市場在庫調査を徹底する
リサーチして利益が出る商品を見つけたときは、他のネットショップや店舗などでどのくらい在庫があるのか、必ず「市場在庫」の調査をすることが重要です。
ネットショップに大量にある商品はライバルが増えるのは当たり前ですよね。
これは現行品に限らず廃盤でも群がることがあるので、しっかり市場調査をする必要があります。
お取り寄せ商品仕入れはしない
お取り寄せ商品は一時的にメーカー在庫が無くなっていることがほとんどで、在庫復活をすると高確率で価格崩壊します。
もちろんどのくらい在庫復活するかわかりませんので、少しの値崩れで済むこともあれば、仕入れ値と同額まで崩れて大赤字になることもあります。
ではすべての商品が値崩れするかというと、そうでもなく、もっと仕入れておけば良かった、と思う商品も出てきます。
ですが、せどりで重要なのは利益が出る商品だけを仕入れる、ということですので、価格が上がるか下がるかわからないのではギャンブルですよね。
ギャンブルになってしまっては安定した利益を出すことは難しいです。
経験を積めばお取り寄せ商品でも、廃盤品に限定したり、市場リサーチなどの精度が上がって利益を出すことは出来るようになりますが、それでも失敗するリスクはありますので、資金に余裕ができるまでは手を出さない方が無難です。
廃盤商品に限定して仕入れる
せどりは需要と供給のバランスが崩れたところを狙っていくのが基本です。
現行品は供給が強く、仕入れ値が安定しているためプレ値になっても元に戻りやすいですが、廃盤であれば供給がないので、需要がある商品は値上がりしていきます。
値崩れリスクの少ない廃盤商品に絞って仕入れをするのも一つの手段です。
販売時期をずらす
ライバルが多くても高回転商品であれば一度値崩れをしても短期間で値を戻すことが多いですし、廃盤品で人気がある商品であれば価格が上がっていく商品も多くあります。
ただし、現行品で供給が続けば値崩れしていきますし、廃盤品でも値上がりが遅い商品も多いので、どのくらいの期間で値段が戻るかどうかは経験から判断することになるので、初心者の頃はあまりオススメしません。
また、販売時期をずらすと、その間の資金がないと仕入れもできないし、最悪カードの支払いに間に合わない、といったことも起きますので、資金がない人は資金管理に気を付けないといけません。
売り切る期間を決める
せどりを始めた最初の頃は、アカウントも弱く、せどりのコツを掴むためにもとにかく売ることが大事です。
そうなると当然、一部商品は利益が出なかったり、最悪赤字になってしまうかもしれません。
誰しも赤字は嫌ですし、特に初心者の頃は苦労して見つけた商品なので心情的に損切りしにくいのはわかりますが、初心者の頃は販売期間を決めて売り抜くことが重要です。
まとめ
本記事の内容はコンサルなどを受けず、独学でせどりを始めたばかりの人向けの内容になっています。
SNSなどで情報を発信している人は、すでに経験を積んで独自の手法を確立しているので、違うことを言っている人も多いと思いますが、いきなりそんなベテランの人の表面だけを見て真似をしても、高確率で失敗します。
まずは基本を大事にして、それから独自の手法の確立するのが遠回りのようで最短ルートになりますよ。
基本ができていないと応用はできません
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