この記事ではこんな疑問にお答えします。
アメリカ発祥の大型倉庫型リテールチェーンである「コストコ」でせどりをする方も多くいますが、コストコせどりをするには「会員」になる必要があります。
この会員カードですが、3種類あるのですが、それぞれ会費とサービスが異なってきます。
また、仕入れの際にはクレジットカードで仕入れると思いますが、使えるクレジットカードは限られています。
本記事ではコストコで使うカードについてお伝えします。
コストコの会員カード
コストコで購入するためには例外もありますが、基本的に会員になる必要があります。
コストコの会員カードには
・個人会員2種類:ゴールドスター会員、エグゼクティブ・スター会員
・法人会員2種類:ビジネス会員、エグゼクティブ・ビジネス会員
の計4種類ありますが、エグゼクティブ会員については個人も法人も同じ内容なので、実質3種類です。
ゴールドスター会員(個人)
一般的に加入しているのが「ゴールドスター会員」で、18歳以上であれば誰でも入会可能です。
年会費4840円(税込み)で、同一住所の家族1名まで家族カードを作ることができます。
また、会員カード1枚で2名まで同行が可能で、同行者については友達や知り合いでも問題ありません。また、18歳未満の子供については何名でも同行可能です。
ビジネス会員(ビジネス)
法人や個人事業主が加入できるのが「ビジネス会員」です。
基本的な内容はゴールドスター会員と同じですが、年会費が4235円(税込み)とゴールドスター会員より割安になっています。
また、ビジネス会員は不定期で開催されている「ビジネスフェア」の案内が来たり、マーケティングスタッフとの交流もしやすくなるメリットがあります。
※詳しくは↓の記事で解説しています。
エグゼクティブ会員(個人・ビジネス)
上級会員向けのサービスが「エグゼクティブ会員」です。
会費が9900円(税込み)と5000円以上アップしますが、その分、2%リワード(ポイント)が付くようになります。
ビジネス会員との差額は5665円ですので、年間で283,248円以上購入すればお得になります。
また、年4回エグゼクティブ会員限定のクーポンも発行されています。(せどり向けではないことが多いですが。)
ただし、リワードの付与上限は10万ですので、年間500万円を超えると2%の付与は無くなりますので、注意が必要です。
入会方法
コストコ会員への入会には住所・氏名・連絡先の他に身分証明書が必要になりますが、審査はありませんので、基本的にすぐに発行されます。
ただし、注意点が1つだけあって、コストコ会員になるには必ず一度店舗に行く必要があります。
コストコのHPを見ると「オンラインで入会する」がありますが、あくまで事前に入会情報を入力するだけで、カードの発行は店舗でしか行っていません。
ビジネス会員
ビジネス会員になるには別途謄本や開業届などの書類が必要となっていますが、実際には「名刺」だけでもビジネス会員になることが可能です。
実際私も名刺のみでビジネス会員になりましたが、対応が変わっている可能性もありますので、倉庫近くの人以外は開業届や法人を証明する書類を持参した方が確実だと思います。
コストコで使えるクレジットカード
コストコではクレジットカードが使用できますが、ブランドは「Mastercard」のみとなります。
Mastercardブランドであれば楽天カードやYahoo!カードといった他社ブランドのカードも使用可能です。
また、コストコにはコストコグローバルカードがありますので、こちらを解説します。
コストコグローバルカード
コストコグローバルカードは、オリコが提供しているコストコに特化したクレジットカードです。
コストコグローバルカードには一般用とビジネス用があります。
コストコグローバルカード(一般用)
カードの概要は以下のとおりです。
・入会費・初年度会費:無料
・年会費:前年度に1度でも利用した場合は無料(利用しなかった場合は1375円)
・ポイント付与:コストコで利用した場合1.5%、その他で利用した場合1.0%
還元率が1.5%のクレジットカードはほとんどありませんので、かなりの高還元率になっています。
コストコグローバルビジネスカード
コストコはビジネスカードもありますが、正直メリットはほとんどありません。
・年会費:9900円
・ポイント付与:一律1.25%(年間上限3万リワード)
年会費がかかる上に、コストコで購入する際のポイントが一般カードより0.25%減るので、コストコ以外で利用しなければ意味がありませんし、コストコ以外の還元率が1.25%と多めですが、上限が決まっているため、魅力がほとんどありません。
(ビジネス利用はビジネスカードが基本にはなりますが・・・)
リワード(ポイント)について
コストコのポイントは「リワード」と呼ばれていて、1リワード=1円でコストコのお買い物に利用できます。
リワードの付与方法が少し独特ですので解説します。
家族会員カードの取り扱い
エグゼクティブ会員とコストコグローバルカード、どちらも無料で家族会員カードが発行できますが、家族会員カードで購入した場合のリワードはすべて主会員カードに付与されます。
家族会員がリワードを使いたい場合は、年会費無料のコストコグローバルカードをそれぞれ作って、コストコグローバルカードのリワードを利用する方法があります。
リワードの計算方法
リワードのポイント付与ですが、一般的なポイント付与と異なり、以下のとおりです。
・リワードの計算は前年の1月1日~12月31日までの購入額
・リワードの付与は2月初旬(1日が多い)に1年分一括付与
・有効期限は付与日からその年の12月31日まで
上記のように前年1年分をまとめて付与される形になります。
なお、年の途中でエグゼクティブ会員からゴールドスター会員やビジネス会員にグレードダウンするとエグゼクティブ会員分のポイントは付かなくなるので注意が必要です。
会員カードとグローバルカードへの付与
リワードはエグゼクティブ会員カードとコストコグローバルカード、それぞれに付与されます。
例えばエグゼクティブ会員で年間100万円購入すると
エグゼクティブ会員カードのリワード:2万リワード
コストコグローバルカードのリワード:1.5万リワード
にそれぞれ分かれて付与されます。
ただし、使用するときは合算して利用が可能ですので、特に気にする必要はありません。
リワードの使い道
コストコにはオンラインショップもあり、エグゼクティブ会員やコストコグローバルカードで購入するとリワードが付与されますが、リワードは店舗でしか使用することができません。
つまり、店舗に行けない人にとっては、リワードは使い道のないポイントになってしまいます。
どのカードがお得!?
ここまでカードの解説をしましたが、どのカードがお得かは人によって異なってきます。
店舗仕入れをする場合
店舗仕入れが可能であればリワードを消化することができるので、年間購入額によって以下のとおりになります。
上記のとおり年間で283,248円以上購入するのであればエグゼクティブ会員カード一択です。
また、コストコグローバルカードはコストコで使用した場合、1.5%のリワードが付与されるので、リワードを消化できるのであれば、コストコグローバルカード一択になります。
店舗仕入れができない場合
店舗が遠くて滅多に行くことができない場合、リワードを消化することは難しくなりますので、ビジネス会員+楽天等他のMastercardで、Mastercardにポイントを付けるのがおすすめです。
最大3.5%のリワード付与が受けられないのは痛いですが、使えないと意味はありませんね。
まとめ
コストコせどりに必要なカードについてお伝えしました。
カードを作る際に参考にされてください。
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