この記事ではこんな疑問にお答えします。
せどりで稼ぐためには、いろいろなアイテムが必要になりますが、せどりを始めてから必要だと気づいては、必要なアイテムを揃えるまで何もできなくなった、何てことになりかねません。
また、後で必要だったと気づくのと、最初から準備して作業をするのでは、労力が全然違ってきます。
後になって準備しておけばよかった、と後悔したくないですよね。
本記事では、せどりで必要最低限のアイテムについてお伝えします。
せどりで必須のアイテム
何かを始める時は、必ず準備が必要ですよね。
例えば、
・サッカーを始める時は、ボールとシューズ
・たこ焼き屋を始める時は、お店とタコ焼き器と材料
といったように、最低限必要なものがあります。
せどりも同じで、最低限必要なアイテムがあって、最初は無くても大丈夫だと思っていても、後になって無いと大変だということに気づきがちです。
後になって準備するのと、最初から準備するのとでは、後々の大変さも違ってきますので、ここに挙げるアイテムは準備しておきましょう。
パソコン
せどりを始めるにあたり、まず準備してほしいのは「パソコン」です。
スマホがあれば出来るんじゃないの?と思うかもしれませんが、パソコンがあるのと無いのとでは、リサーチや出品作業の時間効率が全然違います。
メルカリでちょっとだけ販売する程度なら、パソコンは無くても何とかなりますが、継続的にせどりで稼ぎたいのであれば、パソコンは必須です。
実際に作業をしてみればわかりますが、スマホではリサーチや出品など、ひとつひとつに作業に手間がかかって、パソコンで作業するより何倍も時間がかかります。
そのため、最初からパソコンは用意するのがおススメです。
また、パソコンのスペックは、販路がAmazonでツールを使う場合は、表示までの時間に大きく影響しますので、
・CPU:core i5(Ryzen5)以上
・メモリ:8GB以上
を目安にしてください。
※CPUについては、同じcore i5の表記でも世代によって性能が大きく異なります。中古パソコンを購入する場合は、cpuの型番で今の世代のcpuと比較して、最低でも今の世代のcore i3以上の性能のcpuにするのがおススメです。
その他として、エクセルなどのofficeソフトはあった方が良いですが、スプレッドシートでも代用が可能ですので、初期費用を抑えたい時は、無理をする必要はありません。
スマホ
パソコンがあってもスマホは必要です。
特に店舗せどりでリサーチする時には、スマホが無いと何もできません。
また、電脳せどりでも、移動中やちょっとした隙間時間などにリサーチしたり、メールで情報を受け取ったり、無くてはならない道具です。
最近のスマホであれば、スペックはあまり問題になりませんが、店舗せどりでリサーチする場合は、表示時間が遅いと効率が悪くなるので、できればiPhoneがおススメです。
プリンター
せどりの販路はネット通販ですので、発送作業が必要になります。
商品ラベルや納品ラベル、自己発送のクリックポストや納品書印刷など、印刷する機会が多くなりますので、プリンターと印刷用紙は必要です。
コンビニのプリンターで印刷できなくもないですが、いちいちコンビニまで行かないといけないですし、印刷代も最低でも一枚10円はかかるので、非常にコストがかかります。
安い中古のプリンターなら数千円程度で手に入りますので、必ず準備しておきましょう。
ネット環境
ネット販売するので、当然ながらネット環境が必要です。
自宅にネット環境が無い場合、テザリングでも対応できますが、パソコンでリサーチする場合はかなりの容量を食いますので、最低でも20GBの契約をしておくことをおススメします。
なお、ホテルや公共施設などには、公共Wi-Fiが設置されていることがありますが、公共Wi-Fiに偽装した電波が飛んでいる場合があったりして、セキュリティ上のリスクが0ではありませんので、出先でも公共Wi-Fi使うことはおススメしません。
ログイン情報やカード情報を盗まれたら大変ですよね。
販売用アカウント
これも当然ですが、仕入れをした商品を販売するために、Amazonやメルカリ、ヤフオク、Yahoo!ショッピングなどのアカウントを作る必要があります。
以前は販売用アカウントを作るのは、それほど難しくありませんでしたが、最近はネット通販での偽物販売や詐欺などが横行しているので、本人確認が必要な場合が多いです。
また、規約違反をすると販売アカウントが凍結されて、せどりが出来なくなる人が多いので、最低限のルールの確認は必要です。
クレジットカード
仕入れやツールなどの月額料金の支払いなどで、クレジットカードが必要になります。
クレジットカードはすでに持っているという方も多いと思いますが、せどり専用のクレジットカードを作成しておくことを強くおススメします。
何故かというと、せどりをしていると「確定申告」をするのが普通になりますが、普段使いのクレジットカードとごっちゃになると、仕訳が非常に面倒になります。
せどりでどのくらい支払いをしているか、管理する意味でも、せどり専用のクレジットカードを持つことは重要になります。
また、可能であれば、仕入れ専用カードと経費専用カードに分けておくと、確定申告の際に仕訳が楽になります。
銀行口座
せどりの売上の受け取りのために、銀行口座も必須です。
ほとんどの方は銀行口座を持っていると思いますが、クレジットカードと同じく、せどり専用の銀行口座を開設しておくことを強くおススメします。
なお、開設する銀行口座は後で説明する「クラウド会計ソフト」と連携ができる銀行で作っておくと、後が非常に楽になります。
※楽天銀行の個人口座については、Amazonからの多額の入金があると、事業用と判断されて、凍結されるリスクがあると聞いていますので、注意が必要です。
梱包資材
自分でFBA納品やお客様に商品発送する場合、段ボールや緩衝材などが必要になります。
最低限、準備して欲しい梱包資材は以下の3つです。
段ボール
OPPテープ
緩衝材
段ボール
FBA納品であれば、電脳仕入れで送られてきた中古のダンボールで問題ありませんが、お客様に発送する場合は、新品の段ボールを推奨します。
メルカリやヤフオクとかなら問題ないですが、Amazonなどで新品の商品を買ったのに、中古のダンボールで送られてきたら気持ち悪いですよね。
OPPテープ
段ボールをにテープを貼ったり、ラベルを貼り付けるために必要なのが、「OPPテープ」です。
段ボールに使うテープと言えば、ガムテープを思い浮かべるかもしれませんが、OPPテープの方が強度があるので、FBA納品などで重くなりがちな段ボールに適しています。
また、透明なため、納品ラベルを貼ったり、自己発送の梱包でもガムテープより綺麗に見えますので、OPPテープがおススメです。
なお、手では切れませんので、私も使っている下のようなテープカッター付きの商品を一度購入してから、替えのテープを購入して使用するのがおススメです。
[OPP(ポリプロピレン)テープ]スリーエム ジャパン(株) 3M 透明梱包用テープ カッター付 48mmX50m 中・軽量物用 313D 1PN 1巻【394-0705】【10bai3】【soa1】 価格:350円 |
緩衝材
FBA納品をするにしても、自己発送をするにしても、緩衝材は必要です。
FBA納品で利用できる緩衝材は大きく分けて、
・クッション材
・エアークッション(プチプチ、エアー入りの緩衝袋など)
・紙(ボーガスペーパー、新聞紙、広告紙など)
・シュレッダーの紙や発泡緩衝材などを袋に詰めたもの
のいずれかで、バラバラに散らかる緩衝材は利用不可となっています。
この中で一番使いやすいのが紙ですが、電脳せどりをしていると、緩衝材に困ることはなくなります。
※特にAmazonから仕入れをすると、凄い量の緩衝材が入っていることがあります。
最初は自宅の新聞紙や広告紙などでも大丈夫ですので、準備しておきましょう。
なお、新品の商品をお客様に配送する時は、段ボールと同じように、新聞紙や広告などは使わないようにした方が無難です。
開業届
控除を受けるためには、税務署に開業届を提出して、青色申告の申請をする必要があります。
ちょっとしか稼いでいないから、申告しなくてもわからないだろう、と思うかもしれませんが、ネットの取引はすべて記録が残るので、税務署はすべて把握できます。
確定申告自体は、年間20万円の利益が出た時に対象になりますが、例えば年間売り上げが100万円で利益が19万円だとしても、確定申告をしていないと税務調査が入る可能性が0ではありません。
せどりは継続して稼ぐビジネスですので、せどりをやると決めたら開業届を出して、確定申告するようにしましょう。
クラウド会計ソフト(MFクラウド)
上でもお伝えしましたが、せどりを続けていると確定申告が必要になります。
この確定申告ですが、税理士にお願いせずに、自力で処理するのはものすごく大変です。
ではどうするのかというと、クラウド会計ソフトを使うことをおススメします。
クラウド会計ソフトは、銀行やクレジットカードのデータと連携することが出来るので、金額や日付、支払・入金先といったデータ入力をする必要がなく、仕訳にミスがないかチェックしたら、クリックするだけで登録することができます。
また、確定申告の書類も、必要事項を入力していけば、自動で作成されるので、ネットで勉強すれば自力でも確定申告が出来るようになっています。
実際は私は3年間は自力で確定申告をしたあとに、税理士にお願いしましたが、大きな間違いはなかったです。
おススメのクラウド会計ソフト
クラウド会計ソフトは、以下の3つが有名です。
・弥生会計ソフト
・MFクラウド
・freee
使い慣れればどれでも良いのですが、私はMFクラウドとfreeeを試した結果、MFクラウドを利用しています。
なぜかというと、freeeは入力方法が独自のアルゴリズムを使っているため、ネットの情報ではその入力結果で合っているかわからず、従来通りの入力方式のMFクラウドの方が、安心して使うことができました。
また、弥生会計ソフトですが、ネットで税理士を検索したところ、せどりに強い税理士はMFクラウドかfreeeが多い印象でしたので、選択肢から外しました。
MFクラウドへは↓のリンクから登録できます。
まとめ
本記事では、せどりで必要なアイテムを10つお伝えしました。
最初は大変だと思いますが、一度準備してしまえば後が楽ですので、ひとつずつ揃えていきましょう。
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