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FBAパートナーキャリアが使えない!?対策はこれだ!

解決 アイデア
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あき
あき
普段はFBAへの納品はパートナーキャリアを使っているのだけど、使えない時があるの。どうすればいいの?

この記事ではこんな疑問にお答えします。

Amazonへの納品で一番便利なサービスは、「FBAパートナーキャリア」です。

FBAパートナーキャリアは、Amazonとヤマト運輸が特約契約を結んでいるサービスで、1箱から利用できて、料金も特約で通常運賃の半分以下で、非常に使い勝手が良いのですが、ひとつだけ問題があります。

それは、危険物には利用できない、という点です。

通常の商品だと思って仕入れたのに、実は危険物でFBAパートナーキャリアが使えなくて困った、ということはよくあります。

本記事では、FBAパートナーキャリアが使えない時の対策を紹介します。

FBAパートナーキャリアが使えない理由

送料を安くするためには、特約契約をするのが一番ですが、契約をするためには、毎月ある程度まとまった数、目安では最低200箱くらいは発送しないとほとんど安くなりません。

せどりを始めたばかりだと難しいですし、副業で自分で納品している人は、毎月200個発送するのは、1日7箱くらいになるので、かなりきつい数です。

FBAパートナーキャリアは、こういった特約を組まなくても、1個から格安価格で発送できるので、非常に便利なのですが、危険物は発送できない契約になっています。

つまり、危険物の場合、通常の方法で発送が必要になっています。

危険物の納品方法

FBAパートナーキャリアが使えないとなると、通常の配送で送るしかないのですが、出来るだけ安く発送したですよね。

大手配送業者は、以下の3社です。

ヤマト運輸(クロネコヤマト)

佐川急便

日本郵便(ゆうパック)

その他にも、西濃運輸などの配送業者もありますが、基本的に特約を組んで安くする必要があるので、FBAパートナーキャリを使っている人は、大手3社のうちどれかを使うことになります。

では、3社のうちどこがおススメかというと、以下の2社になります。

・ヤマト運輸(クロネコヤマト)

・佐川急便

それぞれの配送業者のサービスについて、ご紹介します。

ヤマト運輸(クロネコヤマト)

FBAパートナーキャリアでNGだった危険物がヤマト運輸で発送できないのか、というとそんなことはなく、ヤマト運輸では大抵の商品は受け付けてくれます

しかしながら、ネット上では、

・スプレー缶の発送を断られた

・香水を送ろうとしたら断られた

という情報も出てきます。

一方で、スプレー缶や香水も送れる、という情報も出てきますので、実際はどっちが正解なのか、わからなくなりますよね。

この混乱の理由ですが、ヤマト運輸には、そもそも受付してもらえない商品と、航空輸送ができない商品があり、慣れていないスタッフだと勘違いして断っているケースがあるようです。

そのため、事前に自分自身で送れる商品と送れない商品を、頭に入れておくことが必要です。

受付してもらえない商品

クロネコヤマトではHPに受付できない商品が掲載されていますが、その中でせどりに関係する商品は、以下の危険物になります。

これを見ると、スプレー缶やAmazonで危険物とされたヘアワックスなどはNGに思うかもしれませんが、パッケージに危険物の表示がなく、通常のドラッグストアで売っているような商品であれば問題なく受け付けてくれます。

では、断られる商品は何かというと、以下のとおりです。

・香水、消毒液などのアルコール製品(アルコール濃度が60%以上、または濃度が不明なもの)

・花火やシンナー、車のオイルなど、引火しやすい商品

花火やオイルなど、誰から見ても危険なものは断られるのはわかりますが、一番気を付けないといけないのが、香水です。

香水はアルコール濃度60%以上のものが多く、ヤマト運輸のQ&Aで「送れない」と明記されています。

ただ、ネットで検索すると、ヤマト運輸で送れるという情報も多く出てきますので、きっちり運用がされていないようです。

航空輸送ができない商品

クロネコヤマトは、以下の地域については航空輸送をしています。

・沖縄⇔他の都道府県

・北海道⇔中国・四国・九州

航空輸送については、多くの商品が法律で輸送が禁止されていて、以下の商品は航空輸送をすることができません。

では、上記の商品は航空輸送の区間は送れないかというと、そうではなく、発送の際に、陸送でお願いします、と言えば受け付けてくれます。

【結論】クロネコヤマトで受け付けてくれる商品

つまり、素人が考えても危なそうと思われる商品以外は、大抵の商品を送ることができますが、営業所によっては断られることがあります。

なぜ断られるのか、原因は簡単で、受付の人が「航空輸送NG商品は受付できない」と勘違いしている場合があるのです。

輸送できる商品なのに断られた場合、HPのQ&Aを見せながら一緒に確認すると大抵は受け付けてもらえますので、諦めずに交渉してみてください。

クロネコヤマトの割引サービス

クロネコヤマトでは複数の割引サービスがありますが、特徴として、割引サービスを重複して使えるようになっています。

ここでは、割引サービスについてご紹介しますが、大きな割引を受けるにはクロネコメンバーへの登録が必要ですので、こちらから登録をしておくことをおススメします。

持込割

ヤマト運輸営業所・コンビニ・取扱店へ直接荷物を持ち込んだ場合、以下の割引が適用されます。

・クロネコメンバー:150円(ヤマト運輸営業所以外は100円)

・メンバー以外:100円

デジタル割

紙以外で送り状を作成すると、60円割引されます。

ヤマト運輸営業所のタブレットで作成したり、Webで集荷依頼をするときに送り状をWebで作成したりしても適用されます。

簡単なので使わない手はないですね。

ただし、Webでは、Amazon倉庫の固有の郵便番号は認識してくれないので、その場合は一般的な郵便番号でも問題なく配送できます。

例えば、小田原倉庫の場合、

〒250-8560 神奈川県小田原市扇町4-5-1

ですが、〒250-5860はAmazon倉庫の固有郵便番号になりますので、Web入力ではエラーになってしまいますので、

〒250-0001 神奈川県小田原市扇町4-5-1

で入力することになります。

なお、ヤマト運輸営業所のタブレットは固有郵便番号でも対応しています。(出来たばかりの倉庫は登録されていないこともあります。)

クロネコメンバー割

ヤマト運輸が独自に発行しているデポジット型のメンバーカードに、事前にチャージして利用すると割引になるサービスです。

割引率は、クロネコメンバー割が10%、クロネコメンバー割BIGが15%となっています。

例として、東京都から愛知県に、宅急便(60サイズ)を送った場合は以下のとおりです。

クロネコヤマトの良いところは、ここから持込割とデジタル割を割引してくれるので、最終的には以下の金額になります。

FBA納品では、宅配センター受け取りサービスは利用できませんので、最安で584円になりますが、それでも最大38%もの割引になります。

ただし、運賃の15%OFFになるクロネコメンバー割BIGは魅力的ですが、最大の欠点があって、1回あたりの最低チャージ金額が5万円になっています。

また、10%OFFになるクロネコメンバー割は最低チャージ金額が3千円ですが、後述の「にゃんPay」が出来ましたので、使う価値がありません。

利用できる場所も、ヤマト運輸独自のサービスですので、ヤマト運輸営業所または集荷でしか使えません。

使う頻度が低く、資金が少ない方は、下のにゃんPayをおススメします。

にゃんPay

ヤマト運輸独自のスマホ決済サービスが、「にゃんPay」です。

にゃんPayを利用して決済をすると、12%の割引が適用されます。

スマホに「にゃんPayアプリ」をダウンロードして、銀行口座に紐づけをして使用します。

クロネコメンバー割との最大の違いは、決済の都度ピッタリの金額が銀行口座から引き落としになる点です。(決済額が500円未満の場合は、ピッタリになりませんが、FBA納品では発生しないと思います。)

クロネコメンバー割と同様に、東京都から愛知県へ、宅急便(60サイズ)を送った場合は以下のとおりです。

FBA納品では、宅配センター受け取りサービスは利用できませんので、最安で613円になりますが、それでも35%もの割引になります。

クロネコメンバー割BIGより29円高くなりますが、最低5万円の事前チャージを考えると、キャッシュフローの関係からも、使用頻度が低いうちは「にゃんPay」の方がおススメです。

なお、クロネコメンバー割と同様に、ヤマト運輸営業所または集荷でしか使えないので注意が必要です。

複数口減額制度

同一のお届け先へ荷物を2個以上送ると、荷物1個につき運賃(基本料金)が100円割引されるサービスです。

2箱以上になった場合、適用されますが、FBA倉庫がバラけてしまうと使えませんので、2箱以上になった場合は、2箱まとめて納品プランを作ることをおススメします。

佐川急便

佐川急便の危険物とされる商品は、基本的にヤマト運輸と同じですが、佐川急便は比較的柔軟に対応してくれます。

実際にHPでも危険物を発送するときは、お問い合わせください、となっています。

営業所にもよりますが、ヤマト運輸や日本郵便で断られるような危険物も、受け付けてくれることがあるので、困った時には非常に頼りになります。

一方、佐川急便の割引サービスは、

・持ち込みで100円割引

これしかなく、ヤマト運輸のBIG割やにゃんPayのような割引サービスはありません。

そのため、運賃を安くするためには特約が必要になるのですが、月の発送個数が少ない方は特約契約を取るのは、厳しいと思います。

そんな特約が厳しい方向けのサービスがあるので、ご紹介します。

エコムー便

FBAへの納品向けサービスを展開しているのが、「エコムー便」です。

サービスの最大の特徴は、160サイズ30kgまで均一料金という点です。

60サイズでも160サイズでも同じ料金なので、大きなダンボールでまとめて発送する時に割安になっていきます。

地域によりますが、最安1180円で発送できるので、160サイズで発送するとかなり安くすることができます。

料金については、こちらで確認してみて下さい。

また、使い方も非常に簡単で、集荷に対応しているので、自宅で完結できるのも非常に良いです。

※使い方はこちら

プライスター急便

サービス内容はエコムー便と同じなのですが、プライスターユーザー限定で割引サービスを提供しているのが、プライスター急便です。

エコムー便より200円割引して提供しているので、かなりお得になっています。

プライスター急便の料金表は↓のとおりです。(2023年6月現在)

プライスターユーザーのみの送料になっていますが、Amazonで新品を販売するなら、プライスターは必須なので、登録がまだの方はこちらから試してみて下さい。

なお、プライスター便は、エコムー便のサイトではなく、プライスターのMyページから申し込む必要がありますので、注意が必要です。

まとめ

毎月数十箱程度の納品なら、FBAパートナーキャリアが便利ですが、危険物だけは使うことができません。

各社のサービスを上手く使って、経費を押さえていきましょう。

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