この記事ではこんな疑問にお答えします。
ネットでせどりを検索すると、必ず出てくるのが、「せどりはやめたほうがいい」というキーワードです。
実際に検索をすると、下のような検索予測がでてきます。
こんなキーワードを見ると、せどりは何か問題があるのか、と思うかもしれませんが、結論から言うと、せどり自体には何も問題はありません。
例えば、株で損をした人は株はやめた方がいい、と言いますし、不動産投資で損をした人は不動産はやめた方がいい、と言います。
では、株や不動産投資でみんな損をしているかというと、そんなことはないですよね!?
どんなビジネスでも、メリット・デメリットはあるので、デメリットの部分だけを見れば、やめた方がいい、となるのは当たり前ですので、ノーリスクで副業で稼ぎたいとなれば、バイトをするしかなくなります。
本記事では、せどりをやめた方がいいと言われる理由と、せどりは問題が無いことについてお伝えします。
せどりは違法なのか
まず、結論から言うと、せどりは違法ではありません。
商品を仕入れて売る、という真っ当なビジネスで、規模は違いますが、イオンやイトーヨーカドーといった小売店と基本は同じビジネスです。
ただし、チケットの転売については、令和元年6月14日に「チケット転売禁止法」が制定され、チケットを転売すると逮捕されますので、絶対にやめましょう。
また、コロナ直後はマスクや消毒液などについても、転売が禁止されましたが、コロナクラスの混乱が起きない限り規制されることはありません。
せどりで逮捕される原因
せどりは違法ではありませんが、たまに、せどりや転売で逮捕のニュースが出ることがあります。
このため、せどりや転売をすると逮捕される、と勘違いする人がいますが、逮捕された人は逮捕されて当たり前のことをしています。
よくある逮捕の原因は以下の2つです。
偽物を販売
一番多い逮捕案件は、偽物(海賊版)の販売での逮捕です。
人気のアニメキャラグッズなどの画像から、勝手にグッズを作ったりして、メルカリやヤフオクなどで販売して逮捕されています。
特に中国輸入では、著作権を無視した海賊版のグッズが大量に出回っているので、海外サイトで購入して販売すると、実は海賊版だった、ということもよくあります。
また、Louis VuittonやGucciなどのハイブランド品の偽物も、多く出回っていますので、素人は手を出さない方が無難です。
法令違反
せどり自体は違法ではありませんが、商品によっては様々な法律が適用されます。
特に人の肌に使うものや、口に入れるものについては、個別の法令でいろいろなルールが適用されています。
例えば、
・輸入化粧品のラベルが日本語になっていない
・化粧品の製造番号が削られている
・輸入食品のラベルが日本語になっていない
など、これらはすべて法令違反ですので、販売すると逮捕される可能性があります。
ネットショップでは個人輸入に限ったショップも存在していて、ラベルが英語のまま、関税も免除で購入することができますが、これを販売するのはとても危険です。
実践したけど全然稼げなかった
せどりは簡単なビジネスですが、あくまで他のビジネスと比較して簡単なだけで、知識もなく実践しても稼ぐことは難しいです。
また、せどりで稼げなかった人が、どうやって実践していたかはわかりませんが、ちょっとリサーチして全然利益商品が見つからないとか、人気商品しか知らずに仕入れができないとか、そんな理由が多いようです。
私が考えるせどりで稼げない人の特徴は、以下の3つです。
勉強をしていない
せどりは簡単で稼ぎやすいビジネスですが、100人中100人が稼げるか、というとそこまで甘くありません。
せどりはビジネスですので、ちゃんと勉強しないと結果は付いてこないのは当たり前です。
ネットの商品情報だけを追っている人もいますが、そんなやり方で稼げるわけがありません。
短期間でやめている
せどりで稼げないと言う人の大半は、数カ月程度しか実践していないことが多いです。
せどりは短期間で結果が出やすいビジネスではありますが、最初から上手く稼げる人はごく少数で、大半の人は、最初は価格競争に巻き込まれて赤字を出したり、売れにくい商品を仕入れてしまって現金化できずに、手持ち資金が減ったりするものです。
現金管理をしていない
なんか、稼げているはずなのに全然お金が増えないという人が、感覚だけでせどりは稼げない、と思いがちです。
特に、せどりの売上を遊びで使ってしまって、後から仕入れの請求が来て、全然お金が増えない、なんてお金が増えなくて当たり前のことをしている人もいます。
せどりで稼いでいるかは、しっかり売上金・仕入れ金・経費・在庫金額を管理して、トータルで見る必要があります。
せどりは継続が大事
せどりは簡単だから楽に稼げる、と勘違いしている人がいますが、せどりを始めたばかりの頃は、商品を仕入れて、納品などの発送が必要になりますので、労働型のビジネスです。
最初から外注するという手もありますが、自分がわかっていないことを外注するのは非常に危険ですし、外注費もバカになりません。
そのため、せどりを理解してから外注化するのがおススメなのですが、本業が忙しいなどの理由で、初期の労働に耐えられず辞めてしまう人もいます。
ですが、せどりは続ければ続けるほど利益商品が簡単に見つかるようになったり、納品を外注化したりできるようになるので、どんどん楽になるビジネスです。
どんなビジネスでも、最初から楽に稼げるビジネスは無いと思っておいてください。
まとめ
せどりはちゃんとした方法で、コツコツ実践すれば必ず結果が付いてきます。
ネットの情報に惑わされず、自分で判断していきましょう。
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