この記事ではこんな疑問にお答えします。
Amazonは非常に優秀なせどりの販路ですが、お客様第一主義が強すぎるため、色々な問題が発生します。
例えば、真贋調査、価格上限設定、すり替え詐欺・・・など。
ほんと頭の痛い悩みばかりですが、その他の問題として、「保留テロ」と「代引きテロ」があります。
本記事では、保留テロと代引きテロの内容と対策についてお伝えします。
保留テロ・代引きテロとは
保留テロや代引きテロを一言で言うと、ライバルセラーの嫌がらせです。
注文時にコンビニ払いや代金引換で注文して、キャンセルするという内容で、具体的には以下のとおりです。
保留テロ:注文の際、支払いをコンビニ払いに設定して、支払いをせず、自動キャンセルになる 6日間、ライバルの在庫を売ることができなくする。
代引きテロ:保留テロより悪質で、適当な住所に代引きで注文して宛先不明で返送させたり、受け取り拒否をする。
どちらも悪質な営業妨害ですね。
特に代引きテロは、代引き手数料の330円が出品者に請求されるので、非常に悪質です。
完全に民事上の業務妨害なのですが、額が小さすぎて訴えても裁判費用の方が圧倒的にかかってしまうので、泣き寝入りするしかないのが現状です。
FBAの支払い方法の嘘
保留テロや代引きテロの対策としては、自己発送にする、という手もあります。
確かに自己発送なら、コンビニ払いと代引きをしない設定にできるのでひとつの対策になります。
ですが、副業の人はすべて自己発送なんて無理ですよね。
出来なくはないかもしれませんが、毎日10件だけだとしても、大変すぎて嫌になってしまいます。
そこでFBAでコンビニ払いと代引きを出来ないようにしたいところですが、「FBAではコンビニ払いと代引き設定は解除できない」という情報をよく見かけます。
ですが、これは嘘です。
嘘というと語弊がありますが、間違った情報で、実際にはFBAでもコンビニ払いと代引き設定は解除することが可能です。
実際、私も過去に保留テロをされた時に、Amazonのテクニカルサポートにコンビニ払いをできないように設定できないか、と聞いたことがあるのですが、「FBAでは出来ない」と回答されました。
公式回答がこれでは、間違った情報が出回ってもおかしくないですね。
テロ対策の設定方法
それでは具体的な設定方法をお伝えします。
まずセラーセントラルの右上の「設定」から「出品者アカウント情報」をクリックします。
次に支払情報から「支払方法の設定(コンビニ払い/代金引換)」をクリックします。
以下の画面が表示されますので、代金引換とコンビに決済を「有効」に設定します。
ここが重要なのでもう一度お伝えしますが、代金引換とコンビに決済を「有効」にする必要があります。
ここで無効にすると、自己発送では無効になるのですが、FBAでは有効から変更ができなくなります。
代引きとコンビニ払いを無効にしたいのに、有効にしなければいけない、ここが混乱の元になっています。
ここまで設定したら、あとは在庫管理画面から商品ごとに代引きとコンビニ払いを無効にしていきます。
↓在庫管理の右端の「詳細の設定」をクリック
出品情報の「すべての項目」を選択します。
ここまで設定すると、下のとおり「代金引換」と「コンビニ決済」のチェックボックスが表示されるようになります。
※支払方法の設定(コンビニ払い/代金引換)を有効にしていると表示されません。
チェックボックスを外せばこの商品の設定は終了です。
※ついでに最大注文個数も制限しておくことをおススメします。
これで設定完了です。
家族名義などで別アカウントがあれば、自分が売っている商品をカートに入れてみて、支払い情報が以下のようにグレーになって選択できないようになっていれば、設定できていることが確認できます。
まとめ
保留テロと代引きテロは悪質な業務妨害ですが、自衛するしか手がありません。
しっかり対策をしていきましょう。
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