この記事ではこんな疑問にお答えします。
せどりで仕入れる商品のひとつに「廃盤」があります。
廃盤になれば供給が無くなるので、ライバルが増加しにくく、売れる商品であれば価格も上昇していくため、売る時期ずらす「寝かせ」で値上がりを待つセラーもいます。
ですが、廃盤になった場合でも、ほとんど同じ機能を持った新商品が出ることが多く、価格も安い傾向にあります。
なぜ、高くても廃盤商品が売れるのか、本記事では廃盤が高く売れる5つの理由をお伝えします。
SEOが強い
廃盤商品でも売れる最大の理由がSEOです。
SEOとは検索優先度のことで、SEOが強いほど、検索結果のページの上位に表示されやすくなります。
Amazonでは、カタログ毎にSEOの強弱があり、過去に売れていた商品カタログのSEOは強くなっています。
AmazonのSEOのアルゴリズムは公開されていませんが、これまでの経験上、SEOは、
・過去の売上実績
・レビュー(評価・数)
に大きく影響されていて、廃盤になって回転が落ちたとしても、SEOは大きくは落ちない傾向にあります。
もちろん新商品のカタログのSEOが上がってくると、検索優先度は落ちますが、それでも上位に表示されるので、ある程度は売れていきます。
口コミの評判が良い商品を選びたい
Amazonでは商品ごとにレビューがありますが、一定の購入者はレビューを見て購入するか決めていると言われています。
廃盤は一定期間販売しているので、レビューが溜まっているため、レビューを見て購入するユーザーは新商品ではなく、安心して購入できる廃盤商品を選択する可能性が高くなります。
特に、Amazonでは粗悪な中華商品も多く販売されているので、レビューは購入時の重要な要素になっています。
使い慣れた商品が欲しい
誰しも使いやすくて使い慣れた商品があると思いますが、いつかは壊れます。
そんな愛着のある商品だと、壊れてもまた同じ商品が欲しくなる人が結構いるものです。
例えば、使っているマウスが壊れたけど、同じマウスを使いたい、といった場合、高くても購入してくれる傾向にあります。
もちろん、新商品が安ければ新商品を購入する人の方が多いですが、使ってみたらやっぱり使い慣れた商品の方が良かった、とわざわざ旧商品を買いなおすユーザーもいるくらいです。
新商品の方が機能が悪くなっている
新商品と言えば、新機能が搭載されて使い勝手が良くなっている、と思いがちですが、実はそうとは限りません。
コスト削減のために機能を落としたり、部品を金属からプラスチックに変更したり、旧商品より劣化していることが結構あります。
特にユーザーから支持されていた機能を落としてしまったばかりに、新商品が全く売れなくなって、廃盤商品がガンガン値上がりする、なんてこともあるくらいです。
高い方が良い商品
せどりをしている人であれば、機能を比較して同じような商品であれば、安い方を購入するのが当たり前だと思いますが、世の中には高い方が良い商品、という固定概念を持っている方も結構います。
いわゆる、「安かろう悪かろう」です。
つまり、新商品が安くても、旧商品が高ければ、何も考えずに高い旧商品の方が良い商品だと思ってくれるのです。
セラーにとっては、ありがたいことですね。
まとめ
5つの理由には入れませんでしたが、その他にも世の中には金額を見ずに購入する富裕層もかなりいます。
世の中にはいろいろな人がいますので、自分の価値観だけで物事を考えないようにしていきましょう。
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