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FBAバーチャル追跡は危険?本当なのか検証します

バーチャル
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あき
あき
FBAの納品の時に「メーカーのバーコードを使用」を選ぶと商品ラベルを貼らないでいいみたいなんだけど、問題は無いの?

この記事ではこんな疑問にお答えします。

AmazonのFBAを利用するには、FBA倉庫へ納品が必要です。

仕入れた商品に商品ラベルを貼って、ダンボールに詰めて納品する、自分でFBAに納品する限り避けられない作業です。

そんな納品作業ですが、商品にラベルを貼る手間を省けるサービスがあります。

それが、メーカーのバーコードを使用した、「バーチャル追跡」というサービスです。

本記事では、バーチャル追跡について解説します。

FBA納品のためのラベル貼り

FBAへ納品するためには何個かやらなくてはならない作業がありますが、そのひとつが、商品ラベルの貼り付けです。

商品のラベルを印刷して、一枚一枚商品のバーコードの上に貼っていく、地味な作業ですね。

Amazonの商品ラベルは一枚貼るのに5秒でも、毎月1000個納品したとすると、5000秒、つまり1時間半近くラベルを貼っていることになります。

また、ラベルを印刷したりする時間もありますし、インク代もかかるので、やらなくていいならやりたくない作業ですね。

このラベル貼りを省略できるサービスが「バーチャル追跡」です。

バーチャル追跡(混合在庫)とは

バーチャル追跡で納品した商品は、FBA倉庫では他のセラーの商品と分けられることなく管理されます。

これのメリットですが、例えば自分のショップで福岡のお客様がAという商品を注文したときに、自分の在庫が神奈川の小田原の倉庫にある場合、お届けが遅くなってしまいますよね。

その時、他のセラーがAという商品をバーチャル追跡で大阪の倉庫に納品していた場合、自分のショップの小田原の在庫ではなく、大阪の倉庫から発送することで、早くお届けが出来ることになります。

つまり、バーチャル追跡はお客様に早くお届けが出来るようにするためのサービスになっています。

ちなみに、以前は「混合在庫」と言われていたサービスで、いつの間にか名称が変更になっていました。

バーチャル追跡のメリット

バーチャル追跡のメリットですが、冒頭でお伝えした通り、商品のラベル貼りが不要になります。

ラベル貼りはそこまで大変な作業ではありませんが、取り扱い数が増えれば増えるほど、時間が取られてしまいますので、やらなくて良いならありがたいサービスです。

また、問屋などから仕入れをした場合、ダンボールの大きさや商品にもよりますが、箱を開けることなく納品ができるようになるので、納品の手間が圧倒的になくなります。

バーチャル追跡のデメリット

バーチャル追跡はセラーにとっても良いサービスに見えるかもしれませんが、致命的な欠点があります。

悪意のあるセラーの在庫と混ざる

Amazonで販売しているセラーの大半は、真面目にやっていますが、残念な事に悪い事をしているセラーも一部います。

例えば、展示品を新品で販売したり、色褪せや破れがあってどうやっても新品とは思えない商品を新品として販売したりしています。

こういった新品とは言えない商品が、バーチャル追跡で自分の商品と一緒に管理されてしまって、もし、自分のショップから注文されたときに、展示品が発送されたらどうなるか、考えなくてもわかりますよね。

展示品なら返品や返金は当たり前で、もし偽物を発送されてしまった場合は、真贋調査を受ける可能性もあります。

評価は自分のショップに入る

返品や返金までは行かなくても、状態が悪い商品がお客様に届けられてしまうと、ショップ評価で低評価を受ける可能性が高くなります。

自分は真面目に綺麗な商品を納品したのに、ひどい話だと思いますが、バーチャル追跡を利用している以上、避けられないリスクになります。

バーチャル追跡を使っても良いケース

ここまでお伝えしたら、バーチャル追跡を使おうと思う人はほとんどいないと思いますが、使っても良いケースもあります。

それは、自社のオリジナルカタログで独占して販売できるケースです。

自社ブランドやOEMなど、独自のJANコードを取得して販売する場合は、相乗りのリスクがほとんどなくなります。

このケースではラベル貼りが不要になるメリットが大きいので、利用するメリットが大きくなりますが、せどりでは厳しいですね。

バーチャル追跡にならないようにするための設定方法

バーチャル追跡にならないようにするためには、設定が必要です。

まず、セラーセントラルの設定を開いて「FBAの設定」をクリックします。

「FBA商品のバーコードの設定」の編集をクリックします。

Amazonの商品ラベルを選択して更新ボタンを押せば完了です。

まとめ

バーチャル追跡はせどりのセラーにとってデメリットが大きすぎるので、おススメしません。

バーチャル追跡に限らず、提供されているサービスは、メリットとデメリットがあることがほとんどですので、サービス内容はしっかり調べて使っていくようにしましょう。

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