この記事ではこんな疑問にお答えします。
Amazonでは年に2回、ビックセールがあります。
ひとつが7月に開催されているプライム会員向けの「プライムデー」、もうひとつが11月下旬~12月上旬に開催される「ブラックフライデー&サイバーマンデー※」です。
※2018年まではサイバーマンデーだけでしたが、2019年からブラックフライデーが始まり、セールの間隔が空かないことから合同セールの形になってきています。
どちらのセールも普段より大幅に値下げする商品があるので、お客も普段の3倍~4倍ほどになります。
つまり、仕入れるのもチャンスですし、売るのもチャンスになっています。
本記事ではAmazonのビックセール時の攻略法をお伝えします。
仕入れ編
Amazonのビックセールに期待したいことのひとつが「仕入れ」です。
普段より大幅に安くなっている商品が出てくるので、セールで仕入れて通常の価格に戻ったら売る、これだけでも利益を出すことが可能です。
ただし、そう簡単にいけば誰も苦労しませんね。
ライバルは増えると思え
テレビCMまで打ってのビックセールですので、当然ライバルは激増します。
ライバルが激増ということは、当然利益商品には群がってきますね。
例えば2023年7月のプライムデーでセールになった商品の一例です。
普段は9000円くらいでそこそこ売れている商品が、半額以下の3980円で販売されていました。
ではこの商品がどうなったか?というとこちら↓
回転はどんどん落ちているのに、出品者は激増して価格もどんどん落ちています。
セール終了後2週間の現時点では、まだ1個400円ほどの利益が出る価格ですが、まだ出品していないライバルも大量にいるはずですので、価格が元に戻るのはだいぶ先になりそうです。
いくら安くても元の回転が悪いと、価格が戻るまで相当の時間がかかりますので、即売りするのか、寝かせるのか、販売戦略が重要になります。
販売戦略
大規模セールの時には、仕入れよりも販売の方が重要になってきます。
即売りする
一番良い販売方法が「自己発送の即売り」です。
セール終了後や、終了前でもセール商品の在庫が切れたら、手元に届く日を考えて、商品が届く前に自己発送で売ってしまう、という方法になります。
セール終了後の価格が戻ったタイミングで売れるので、一番利益が出ますが、その分、商品が届いたら即発送が必要になるので、やるならそれなりの作業が発生する覚悟が必要で、副業の人にはきつい選択になります。
寝かせる
セールが終了した直後は、価格競争で値下がりするのが見えていますので、売るタイミングをズラす「寝かせ」も有効です。
回転が良い商品なら1,2か月も寝かせておけば、それなりに価格が戻るので、資金に余裕があれば、寝かせて売る、という戦略がおススメになります。
ただし、回転が悪い商品は赤字ラインまで値崩れすることもありますし、Amazon本体が値下げしてくることもあるので、あくまで回転が良い商品に厳選する必要があります。
他販路で売る
3つめが「他販路で売る」です。
Amazonではセール商品はどうしても値崩れしますが、ヤフショや楽天といった他販路なら、そこまで酷いことにはなりにくいです。
他販路がある人は、仕入れの時の選択肢も増えるので、少し手間はかかりますが、せどりに慣れたら他販路も考えると良いですね。
販売編
Amazonのビックセール時には、セールに参加していないセラーの商品でも、アクセスが通常の3倍~4倍になります。
つまり、普段より売れやすい環境になるので、事前に売る準備をしておけば、めちゃめちゃ売上を上げることができます。
納品は早めに
Amazonのセールは爆発的に売れるので、副業で自己発送だと処理しきれない可能性が高くなります。
そのため、事前にFBAに納品しておくことが重要なのですが、他のセラーもセールに向けてFBAに投入してくるので、倉庫が大混雑します。
最近は多少マシになりましたが、以前は1週間受領されない、なんてこともざらでしたので、早いに越したことはありません。
1週間前を目安に、FBAに納品しておくのをおススメします。
不良在庫の処分
せどりをしているとどうしても想定の売値にならなかったり、なかなか売れない商品が出てきます。
そんな商品をずっと抱えているよりも、赤字でも売ってしまって、その資金で新しい商品を仕入れた方が、結果的には利益は増えます。
そんななかなか売れない商品でも、大規模セールだと売れる確率が高くなるので、部屋の隅で眠っている商品があれば、出品してしまうのがおススメです。
まとめ
本記事は、あくまでセール時の基本的な考え方です。
経験を積めば失敗も減っていきますので、最初は少しずつチャレンジしていってください。
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