本記事では、こんな疑問にお答えします。
せどりで稼ぐのはシンプルに、高く仕入れて利益の出る価格で売る、だけですが、価格差を出すための手法は色々ります。
例えば、ポイントせどり、セット品販売、トレンドせどりなどですね。
そんな手法のひとつに「寝かせ」という方法があります。
本記事では、せどりの寝かせについてお伝えします。
寝かせって何?
寝かせをシンプルに一言で言うと、仕入れた商品を保管しておいて利益が出る価格になったタイミングで売る、という手法です。
例えば、
・クリスマス商戦などの時期トレンドで価格の上昇を見越して、夏ごろに仕入れて12月に売る
・廃盤商品を仕入れておいて、価格が上がるのを待つ
といった手法になります。
寝かせは、廃盤LEGOが有名ですね。
メリット
寝かせはメリットが大きいので私も多用しています。
大量仕入れが可能
寝かせはライバルセラーが気が付かないタイミングで仕入れをするので、市場在庫が豊富で仕入れが出来ないという悩みは無くなります。
実際、私が寝かせをする時は、Amazon本体からも仕入れをしているので、数十個程度なら簡単に集めることが出来ています。
利益率が高い
寝かせ商品は価格が上がるのを待って売るので、利益率が高いのが特徴で、30%~50%になることもあります。
また、高額商品であれば、利益額1万円を超えることも普通になるのも魅力のひとつです。
自分のペースで出来る
寝かせは仕入れから販売までの期間が長いので、自分のペースでせどりに取り組むことができます。
寝かせの商品は基本的に値上がりしていくので、価格と回転を見ながら売り時を決めていくことができるので、忙しい人ほど取り組みやすいせどり手法になります。
デメリット
メリットがあれば当然デメリットもあります。
寝かせのデメリットはかなり大きいので、注意が必要です。
資金が必要
寝かせは、最低でも3か月ほど手元に在庫を置いておくことになりますので、寝かせでまともに稼ごうと思うと、最低でも数百万円の資金が必要になります。
ただ、資金は融資で解決することができますので、本気で寝かせをしたい人は融資を受けることをおススメします。
保管場所が必要
寝かせは手元に在庫を置いておくことになるので、保管場所が必要です。
なお、FBA倉庫に入れるという手もありますが、下記のカタログが削除されたときのダメージが大きいので、ある程度の保管場所は確保しておくことをおススメします。
値上がりしない時がある
寝かせをしても、期待したほど値上がりしない時があります。
半年寝かせて1000円利益では割に合いませんので、仕入れる商品の選定は慎重になる必要があります。
回転が落ちる
寝かせをすると価格が上がりますので、当然売れるスピードは落ちていきます。
縦積みしすぎると売り切るまで1年近くかかることもありますので、注意が必要です。
再販リスクがある
廃盤商品を寝かせした時ですが、稀にメーカーが再販することがあります。
特にガンプラやアミーボは定期的に再販していますので、注意が必要です。
カタログが無くなるリスクがある
Amazonでは定期的にカタログの整理をしているので、販売カタログが無くなるリスクがあります。
そうなると他販路で捌くことになりますが、メルカリなどのフリマサイトではAmazonほど高く売ることは難しいので、ヤフショや楽天市場などの販路を持っていないと厳しくなることがあります。
まとめ
寝かせは高利益が期待できる一方、リスクも多いので、資金が潤沢な人以外は手を出さない方が無難です。
私も実践していますが、仕入れ判断が非常に難しいので、せどり歴1,2年程度では失敗することの方が多くなりますので、最初は少しずつ取り入れていきましょう。
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